新種
足と尾に大きな羽毛をもつ Changzhousaurus sinensis
足の大きな羽毛と扇状の尾羽を併せもつドロマエオサウルス科。
中国科学院
Vertebrata PalAsiatica
遼寧省で見つかった約1億2000万年前のドロマエオサウルス科。
足の大きな羽毛と、扇状に広がる長い尾羽を併せもつ。
命名は中国科学院の徐星氏で、Vertebrata PalAsiatica に掲載された。
背景
足に大きな羽毛をもつ恐竜としては、2003年に「4枚の翼」と報告されたミクロラプトルが知られる。化石に残る色素の研究(2012年)では、その羽は光沢のある黒だったとされた。Changzhousaurus は同じドロマエオサウルス科で、同じ遼寧省、ほぼ同じ時代の恐竜だ。
メソゾイックの見方
この発表の要点は、特徴の「組み合わせ」が新しいことにある。前あしの翼、足の羽毛、扇状の長い尾羽をすべて備えた種は他に知られていない。9月に記載されたNorellraptor の研究は、飛行に関わる特徴がグループごとに違う順序で現れたと論じた。Changzhousaurus はその具体例として読める。尾羽が飛ぶためのものか、見せるためのものかは、羽の痕跡だけでは決められない。
属名は江蘇省常州市にちなむ。化石の産地ではなく、恐竜の普及活動を続けてきた都市の名前がついた。学名が地域の取り組みと結びついた例として珍しい。
出典・詳細 中国科学院の記事を読む掲載誌 Vertebrata PalAsiatica
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