ENCYCLOPEDIA ・ 竜脚形類
ロシラサウルス
Losillasaurus ・ 2001年命名
イベリア半島に生息したトゥリアサウルス類の大型竜脚類で、模式標本は亜成体である。後の標本から、この仲間の歯の形が部位ごとに異なっていたことが示された。
- 分類
- 竜脚形類 ・ トゥリアサウルス類
- 時代
- ジュラ紀後期(約1.57億〜1.45億年前)
- 全長
- 約15〜18m(亜成体)
- 食性
- 植物食
- 発見地
- スペイン、ポルトガル
ビジャール・デル・アルソビスポ層(バレンシア州)
特徴
ロシラサウルスはトゥリアサウルス類の大型竜脚類である。尾の付け根近くの椎骨の神経棘の大きさと形が、この属を見分ける特徴とされる。模式標本の上腕骨は長さ143cmある。
模式標本は成長しきっていない亜成体で、全長約15〜18m、体重約12〜15tと推定されているが、成体はさらに大きくなったと考えられている。大腿骨が長さ約1.9mある巨大な標本もこの属とされ、トゥリアサウルスに近い大きさだった可能性がある。
発見と命名
模式種ロシラサウルス・ギガンテウスは、スペイン東部バレンシア州のビリャル・デル・アルソビスポ層で見つかり、2001年にカサノバス、サンタフェ、サンスが正式に記載した。属名は化石が出た村にちなみ「ロシーリャのトカゲ」を意味する。模式標本には頭骨の一部、首から尾までの椎骨、前肢の骨、胸骨板、腰の骨などが含まれる。ポルトガルのロウリニャン層からも化石が知られている。
分類と研究
トゥリアサウルスに近いトゥリアサウルス類に分類される。2019年と2020年には歯のある部分的な頭骨を含む標本が記載され、ラファエル・ロヨ=トレスらは、これまでばらばらに見つかっていたハート形の歯が頭骨のどこに並んでいたかを示し、トゥリアサウルス類の歯が場所によって形の異なる異歯性だったことを明らかにした。
見られる博物館
- ディノポリス(テルエル)スペイン アラゴン州テルエル ・ テルエル産の竜脚類
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。