ENCYCLOPEDIA ・ 獣脚類
パタゴニクス
Patagonykus ・ 1996年命名
短い前肢に大きな鉤爪を持つアルヴァレズサウルス類で、名前は「パタゴニアの爪」を意味する。頭骨はないが、保存のよい部分骨格が知られている。
- 分類
- 獣脚類 ・ アルヴァレズサウルス上科
- 時代
- 白亜紀後期(約9390万〜8630万年前)
- 全長
- 約1m
- 食性
- 肉食
- 発見地
- アルゼンチン
ポルテスエロ層(ネウケン州)
特徴
2010年のグレゴリー・S・ポールの推定では、全長は約1m、体重は約3.5kgである。短い前肢に大きなかぎ爪をもつアルヴァレズサウルス類の仲間で、属名は「パタゴニアの爪」を意味する。
ホロタイプは頭骨のない不完全な骨格だが保存がよく、多くの背骨、烏口骨、前肢の一部、腰の骨、後肢が残っている。
発見と命名
化石はアルゼンチン・ネウケン州のネウケン盆地で、ポルテスエロ層の露頭から見つかった。地層の時代は白亜紀後期のチューロニアン期からコニアシアン期とされる。タイプ種はパタゴニクス・プエルタイで、ノバスが記載し、1997年には体のつくりを詳しく報告している。
分類と研究
モンゴルのモノニクスや同じアルゼンチンのアルヴァレズサウルスを含むアルヴァレズサウルス科に入れられてきた。2012年の研究ではボナパルテニクスと姉妹群をなすとされたが、2018年以降はアルヴァレズサウルス科の外側の原始的なアルヴァレズサウルス上科に置く解析もあり、位置は研究によって異なる。
見られる博物館
当サイトの博物館ガイドには、この恐竜を常設展示する館はまだ載っていない。
展示された特別展
- 日本初上陸 大恐竜展 ―知られざる南半球の支配者―2009年3月14日〜2009年6月21日 ・ 国立科学博物館 ・ 南米産の獣脚類
同じ獣脚類の恐竜
同じ白亜紀後期の恐竜
同じ国(アルゼンチン)で見つかった恐竜
出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。