ENCYCLOPEDIA ・ その他の鳥盤類
シャオサウルス
Xiaosaurus ・ 1983年命名
四川省大山鋪で見つかった全長約1mの小型植物食恐竜である。断片的な化石のため疑問名とされることもあったが、2005年の再検討では暫定的に有効とされた。
- 分類
- その他の鳥盤類 ・ 新鳥盤類(所属不明)
- 時代
- ジュラ紀中期(約1.7億〜1.64億年前)
- 全長
- 約1m
- 食性
- 植物食
- 発見地
- 中国
下部沙溪廟層(四川省大山鋪)
特徴
シャオサウルスはジュラ紀中期の中国・四川盆地にすんでいた小型の植物食の鳥盤類である。二足で歩き、全長は約1mと推定され、大腿骨の長さは11cmである。
タイプ標本は、歯が1本ついたあごの骨の破片、首と尾の椎骨、上腕骨、左の大腿骨の一部、完全な右の後ろあしからなる部分骨格である。もう1体の部分骨格には、右の大腿骨や椎骨、歯2本などが残っている。
発見と命名
1979年と1980年に、四川省大山鋪近くの発掘で2体の標本が見つかった。1983年に董枝明(ドン・ジーミン)と唐治路がタイプ種シャオサウルス・ダシャンペンシス(Xiaosaurus dashanpensis)と命名した。
属名は中国語の「暁(夜明け)」に由来し、化石の時代の古さにちなむ。種小名は発見地の大山鋪にちなむ。化石が出た下部沙溪廟層の年代ははっきりせず、ジュラ紀中期の中でも説が分かれている。日本語ではクシアオサウルスと表記されることもある。
分類と研究
化石が断片的なため分類は難しい。記載者は、レソトサウルスとヒプシロフォドンをつなぐ動物と考え、ファブロサウルス科とヒプシロフォドン科の両方に分類した。その後は疑問名とされたり、所属不明の鳥盤類、あるいは原始的なケラポッド類や周飾頭類とされたりしてきた。
2005年、ポール・バレットらは、前から見て上腕骨がまっすぐであるという固有の特徴が一つあることから、暫定的に有効な属と結論した。1992年には別の小型鳥盤類をシャオサウルスの第2の種とする提案もあったが、受け入れられていない。
見られる博物館
- 自貢恐竜博物館中国 四川省自貢市 ・ 組立骨格
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。